2018/9/18

敬老の日

↑紅白の彼岸花。何かいいことありそう。。。
 
 
9月17日は敬老の日でした。
70歳以上の高齢者が日本人口の20%を超え、
100歳以上が、約6万7千人、そのうち8割以上は女性だとか(女性強し・・・ (^^;)
こうなると、70代の方々を高齢者と呼ぶのもはばかられます。
 
私は毎月東京に住む祖母の家へ往診に行き、
祖母の他にも数名の方の鍼治療をしています。
敬老の日の週末も、東京で祖母と過ごしました。
 
祖母は大正生まれの96歳。
長くお茶とお花の先生をしていました。
今も月に数回、自宅でお茶のお稽古を持っています。
祖父が亡くなってから、もう10年ほど独り暮らしですが、
食べることが大好きで、家事も自分でこなします。
週2回通うディサービスで、他の利用者との交流を楽しみ、
その様子を事細かに報告してくれます。
孫もびっくりの記憶力、食欲(笑)
好奇心も旺盛で、
「グローバルってどういう意味?」「ホームページって何してるの?」
と質問がバンバン飛んできます。
 
そんな祖母とともに過ごす時間は、大切なことに気づかせてくれます。
 
人を思いやること、誠実であること、明るく笑うこと、
感謝すること、毎日を大切に生きること・・・
当たり前のことですが、忙しさに追われ、忘れてしまいそうになることでもあります。
 
これだけ長く生きていれば、何も語らなくても、生きる姿勢から、
色々なことを教えてくれます。
そして自分はまだまだ未熟だなと気づかされます。
まだ祖母の半分も生きていないのですから・・・
 
誰にでも平等に流れる日々月々。
祖母のように、毎日を丁寧に、一生懸命生きて、
祖母のように歳を重ねていきたいと思います。
 
おばあちゃん、100歳まで頑張ってね。