2018/8/27

夏季研修に参加しました

↑残暑厳しいので、写真は少しでも涼しく・・・
 
 
先日、大阪の森ノ宮医療学園専門学校において
北辰会夏季研修会が行われました。
 
毎年8月の最終日曜日に開催されるこの研修会、
もう気づけば8回目の参加となり、
私の中では、夏を終える風物詩となりつつあります。
まだまだ残暑厳しそうですけどね・・・
 
この研修会の魅力は何といっても
一日みっちりと実技の指導を受けられることです。
少人数でレベルごとにクラス編成され
講師の先生から密度の濃い指導を受けることができます。
 
私は、今回刺鍼クラスに参加しました。
刺鍼、つまり鍼を刺すことです。
ひとことに刺鍼と言っても、何を目的にするのかは
患者さんによって異なります。
足りないものを補いたいのか、いらないものを瀉したいのか
その程度はどのくらいなのか、
気を巡らせたいのか、血を巡らせたいのか・・・
などなど。。。
患者さんのツボの状態や目的によって
刺鍼の場所はもちろんのこと、角度、深さ、速さ、抜鍼(鍼を抜く)方法などが
異なってきます。
 
臨床は教科書通りにいきません。
目の前にいる患者さんに応じて治療をする。
まさに「臨機応変」です。
 
自分の弱み、ついてしまった癖など、
講師の先生の厳しい眼できちんと見てもらい、指導を受け、
先生方の技を盗み、そして明日からの臨床に活かしていく。。。
 
きっとゴールはなんてなく
臨床技術は、ずっとずっとこうやって磨いていくものなのだと思います。
 
日々の臨床をしながら、研修会の企画に携わってくれた方々、
熱く教えていただいた講師の先生方に感謝、です。