2018/6/28

東洋医学を広めるために

↑散歩中にご近所で見つけた朝顔。
早くも、夏のお知らせです。
 
 
鍼灸師を志してから今日に至るまで、日本では東洋医学や鍼灸の認知度が低いことを痛感する毎日です。
無理もありません。
私だって自分が鍼灸を受けるまでは、東洋医学や鍼灸はどこか遠い世界のことのようにしか思っていませんでした(苦笑)
 
戦後、西洋医学が主流の日本。
医学部でも東洋医学の授業はほとんど行われておらず、漢方や鍼灸で重い内科疾患が
治ることもあるという事実すら、知られていません。
ちなみに・・・中国や韓国では、東洋医学で治療を行う医師は、中医師、韓医師という免許が必要で、医学部でみっちりと東洋医学を学びます。
 
けれども、今春WHO(世界保健機構)が、
鍼灸、漢方含め伝統医療もれっきとした「医療」であると認めました。
記事はこちら
 
それに伴い、今後日本でも新たな流れが生まれるでしょう。
とても喜ばしいことです。
 
では、看護師・鍼灸師である私にできることは??
 
もちろん日々の臨床で患者さんと向き合うこと。
そして、もうひとつ、地域の皆様に、病気を持つ、持たないに関わらず、健やかに日々の生活を送るための生活の知恵(養生法)をお伝えすることだと考えています。

東洋医学は、「未病を治す」ともいわれるように病の予防を重要視しています。また、何らかの不調や病気を持つ方々も、悪化や再発を防ぐという意味で予防医学がとても重要です。

現在、様々な方のご協力をいただきながら、地域の方々に発信していく準備を進めています。

私の持つ技術や知識や経験が、皆さんが健やかな日々を送る一助となるよう

これからも頑張りたいと思います。