2025/1/25

抱え込まずに

↑蠟梅、満開。
 
 
患者さんの中には、両親、もしくは義理の両親の介護や看護をされている方が、たくさんおられます。
 
それぞれの悩みをお聞きしますが、内容は本当に千差万別。
 
介護は生活そのもの、そして、何十年も生きてこられた方々が対象。
たとえ身体状況が同じ人でも、介護も同じように、、、という訳にはいきません。
 
介護サービスの選択から、生活の場の選択、決めることはたくさんありますが、ご両親のことを考えて決めたことが、介護を受ける側にとっては、「それは違う」ということも多々あります。
 
そして、状況は日々変化していくもの。
それに合わせて介護も変わっていくもの。
 
その変化が突然やってくることもしばしば。
 
どれが正解なのか、答えはあるようでないものです。
 
ひとりで、また家族だけで抱え込まないようにすることが大事ではないでしょうか。
 
信頼できる専門家(ケアマネージャーさんや介護施設のスタッフなど)に話を聞いてもらい、アドバイスをもらうこと。
友人、知人など、気が置けない人に話を聞いてもらうこと。
そんなことが、とても大事だったりします。
 
そして、介護にあたる方もバランスのとれた食事、睡眠、そして少しであってもホッとできる自分の時間は確保できるようにしましょう。
 
頭も心も身体も忙しい方々を、私は鍼で応援、です。