2024/12/6

朝活若冲

↑美術館の庭園。その向こうは桂川。
 
 
京都の嵐山にある福田美術館では、今、若冲(じゃくちゅう)展を開催しています。
 
若冲とは伊藤若冲。
江戸時代に京都で活躍した絵師です。
実は私は若冲好き。
 
若冲の絵が見られるとの情報があれば、まめに見に行きます。
 
ただ、今回は、秋の紅葉シーズンの嵐山、人が多すぎて近づくのも恐ろしい。。。。
どうしようかと悩んでいたところ、なんと10時開館のところ、9時半から入れる「朝活チケット」があることを知り、さっそく予約。
 
まだ朝早い嵐山は、お店も空いておらず、人も少なく、キリリとした冬の澄んだ空気がとても心地よく、周辺を散策しながら最後の紅葉を楽しんだ後、お目当ての美術館へ。
ゆっくりと鑑賞することができました。
 
若冲は、動物や植物、野菜などを多く描いていますが、対象の特徴をとらえた緻密な筆致、今にも絵から飛び出してきそうな躍動感と生命力。
そして、同時に何とも言えない可愛らしさもあり、見ていて本当に飽きません。
 
鑑賞後に外に出ると、すでに嵐山はたくさんの人、人、人。
京都まで行きましたが、何も飲まず、何も食べずに、そそくさと帰路についたのでした(笑)