2023/11/1

デマを見抜くのは至難の業⁉

↑伊丹市の荒巻バラ公園は、秋バラのシーズン。
 
 
 
ノンフィクション作家の柳田邦男さんが、NHKの討論番組で、「情報が溢れかえっている中、どのように真実を見極めればよいか」という若者の質問に、「まず、各々がそのような社会に生きているということを自覚すること。」とおっしゃっていたのが印象に残りました。
 
真偽のほどがわからない情報が、あたかも真実であるかのように拡散されていることは、本当によくあること。
そしてまた、見る方の心理としては、不安や心配事を抱えていると、より情報に左右されやすいとも言います。
でも、不安や心配事なんてゼロにすること、できないですものね。。。。
 
今の世に限らず、そもそも人間は噂話大好き(笑)
デマだって、今に始まったことではありません。
 
関東大震災の時に、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマによって、多くの罪なき朝鮮人が殺されたというような、悲惨な史実は枚挙にいとまがありません。
 
最近では、コロナ禍が始まったころに、トイレットペーパーがなくなるというデマにより、お店からトイレットペーパーが消えてしまいました。
 
ですから、人間はそもそも騙されやすい、流されやすいということを自覚することも大切なのではないでしょうか。
自分は大丈夫!!ではなく。
 
情報に飛びつく!のではなく、冷静に冷静にと自分に言い聞かせて、一晩寝かせる、とか。
そして自分の中ですべて判断するのではなく、第三者に聞いてみるとか。
色々工夫が必要ですね。
 
そもそも騙されやすい上に、情報が溢れる時代。
なかなか大変な時代を私たちは生きているのです。