2022/9/21

月の呼び方あれこれ

↑風に揺れるキバナコスモス。
 
 
前回のブログで、
月の写真と共に「夜が明ける頃、西の空に満月が」とコメントをしたところ、
 
わが父より、
「夜が明ける頃には、西に満月は見えないから、十七夜くらいではないの?」と。
確かにそうでした。。。
満月十五夜は、日没とともに東の空に昇り、明け方には西の空に沈みます。
これ以降、一日に50分づつ、月の出は遅くなっていきます。
十六夜は「いざよい」と読みます。
 
その後の月の呼び方がなかなか面白いです。
 
十七夜は、「立待月」
まだかなまだかな、と東を立って眺めながら待つから。
 
十八夜は、「居待月」。
待ちくたびれて、座ってしまうから。
 
十九夜は、「寝待月」
もう床に入って待つから。
 
風情ある名前ですね。
太陰暦を使っていた頃は月を目安に時を知り、また月明りを頼りにするなど、生活に密着していた月。
 
これから夜が長くなり、空気が澄んで、月が綺麗に見える季節です。
 
時には夜空を見上げてみませんか。