2021/7/10

梅雨どきの身体

↑蓮の花は豊かな水があればこそ咲きます。
 
 
梅雨前線停滞のために、気温・湿度ともに高い日が続いています。
 
高湿度は脾胃(東洋医学では胃腸のこと。飲食物の消化吸収し、エネルギー源を作り出す)を弱らせます。
 
そして、気血を停滞させます。
湿度が高い時は、空気がどよんとしていますが、心も身体も同様です。
 
この1週間は特に、下痢や便秘、胃もたれなどの胃腸症状、頭や腰などもともと弱い部分の痛みや重だるさを訴えられる方が多かったです。
 
このような時には、食事はあっさりしたものを。
チーズたっぷり、クリームたっぷり、お肉の脂身たっぷりのような「こってり」は、避けた方がいいですよ。
脂身の少ない部分を選んでくださいね。
もち米も消化に時間がかかるので、ちょっとしんどいですね。
 
そして、やはり身体を適度に動かすことも大切です。
 
来週か再来週には梅雨は明けそうとの予報。
 
早くも蝉が待ってましたとばかりに鳴き始めています。
 
人間と同じように、蝉も梅雨明けを待ち望んでいるのかもしれません。