2021/2/25

甘みは緊張を緩める

↑この花、何の花?
答えは、そら豆です。もうすぐ豆の季節ですね。
 
 
東洋医学では、甘味は人体の衰えをよく補って養う、そして緊張を緩める作用があると言われています。
長患いや大病をした時など、まだ消化機能が万全でない時期には、棗(なつめ)を入れた粥を食べるといいと言われるのは、甘味の白米や棗が気血を補い、なおかつ消化にいいからです。
 
昨今、スイーツが飛ぶように売れているのは、みな緊張過多なのでしょうか。。。
 
私は食事以外には甘いものをあまり食べないのですが、ここ最近は年度末の様々な事務作業に追われ、苦手なパソコンや数字と向き合うことが多く、気づけばよく甘いものをつまんでいました。
緊張を緩めようと、身体が欲していたのですね。。。(笑)
 
ただ、「中医営養学」(山崎郁子著、第一出版)には、このようにも書かれています。
「過食すると弛緩作用が強くなり、体がだるく、腎の作用を弱めてブヨブヨになる。」
それは大変。
 
適量は身体によくてもやはり過剰はよくありません。
 
身体を適度に動かすことも、緊張を緩めてくれます。
甘いものに頼りすぎないようにしましょうね。。。。