2021/2/9

ミャンマーに笑顔を

↑幸せの黄色い薔薇
 
 
今、ミャンマーのことが日々報道されています。
 
国軍によるクーデターが起き、アウンサンスー・チーさんが拘束され、あちこちで軍政に反対するデモが起きています。
 
外出禁止令、集会禁止令、数十時間に渡るネットの完全遮断など、国民の団結を阻止しようとする軍。
 
明日もわからない状況に、ミャンマーに住む人たちの不安や悲しみ、怒りはいかばかりでしょうか。
 
私には、国際医療ボランティア団体に所属し、看護師としてミャンマーで主に子供たちの医療に携わっている友人がいます。
 
軍事政権時代からもう15年、ミャンマーに住み、ミャンマー人と結婚して、可愛らしい男の子を持つ、お母さんでもあります。
 
友人曰く、本来はミャンマーの人たちはとても穏やかな国民性らしく、不平等や理不尽なことに対して怒り狂う友人を皆は笑顔で諭してくれるそうです。
 
そのミャンマーの人たちが、抗議行動をしているのは、絶対に許さない、軍事政権に後戻りはしないという、相当な決意と覚悟を感じると、話していました。
 
私は、ミャンマーについて知らないことがたくさんあります。
行ったこともない国です。
 
だから偉そうなことは言えませんが、同じ地球に生きるひとりの人間として、医療に携わる者として、
ただただ、ミャンマーの人たちがいつもの日常を取り戻せること、そして安心して医療を受けられることを願わずにはいられません。