2019/5/31

そろそろ身体も梅雨入り準備

↑伊丹市荒牧の薔薇公園。
丹精込めて育てられた、色とりどりの薔薇を見ることができます。
 
 
 
1週間ほど前から、夜になると蛙たちの合唱が聞こえるようになり、いよいよ夏が近づいてきたなと感じます。
 
が、その前に梅雨です(*_*)
沖縄・奄美はすでに梅雨入り、関西も6月7日ごろ梅雨入りか?という気象庁予報が出ていました。
 
高湿度が続くと、身体で一番影響を受けるのが「脾の臓」です。
脾の臓は、胃の腑とともに食べ物の消化・吸収や、運化といって、栄養や水分を全身に巡らせる働きをしています。
いわば、「元気の元」を作り出す臓です。
 
東洋医学では、脾は湿を悪む(にくむ)と言われていて、体の中の余分な湿や湿気が苦手です。
食べ過ぎやストレス、過労、もともとの体質などで、脾の臓を弱らせている方は、梅雨が大の苦手。
この時期になると、身体が重だるくなったり、むくみやすくなったり、やたら眠くなったり、気力や馬力が衰えます。
 
鍼灸でも、梅雨時期になると、脾の臓や胃の腑に関係するツボに反応が出ているため、自ずとそこを使用することが多くなります。
 
元気に乗り切るために、梅雨入り前から少食にして、適度な運動を。
手足をよく動かすことで、脾の臓の働きはぐんとよくなります。
 
特に体内に余分な湿をためやすい、チーズ、日本酒、もち米、脂っこいものは、控えめに。
(私はチーズ大好きですが、秋まではチョットだけ、です。。。。)
 
梅雨は約1か月半続きます。
洗濯ものが乾かない、じめじめして不快・・・などイロイロありますが、雨はまた恵みの雨でもあります。
 
雨雲を恨めしい思いで見上げなくてもいいように、せめて体調は整えて、梅雨時期を乗り切りましょう。