2019/4/29

自然は変化の連続

↑溢れんばかりの瑞々しい生命力。
 
↑薔薇?いいえ、八重のチューリップなんです。
 
↑目にも眩しいモッコウバラの黄色。
 
 
 
4月20日に二十四節気の穀雨に入りました。
ゴールデンウィーク前半の週末は、東京の祖母の家で過ごしました。
東京へ行く新幹線の車窓からは、あちこちで田んぼに水が張られているのが見えました。
もうすぐ田植えの時期です。
 
この時期は本当に自然界も変化が目まぐるしく、毎日どこかで花が咲き、木々が一斉に芽吹き、山も街並みもどんどん変化していきます。
 
通いなれた道も、変化を探すのがとても楽しく、空気も爽やかで、外歩きが本当に気持ちがいい季節です。
この変化の一瞬一瞬を見ていたくて、外に出ていくのですが、今から10年以上前の私は
「あれ?桜、もう散ってる。今年もちゃんと見れなかったな・・・。」
「あれ?いつの間にやら夏だ。」
なんてことを思うくらいに自然の変化に目を向けていませんでした。
忙しくてそんな暇なかった・・・と言えば聞こえがいいですが、ただ興味がなかったのかもしれません。
 
今のように雲を見たり、風を感じたり、花や木々にも目を向けるようになったのは、東洋医学を学び出してから。
人間は自然の一部、ゆえに自然界の影響を大きく受けることを知ってから。
そして、日々患者さんの診療に当たるようになってからは、そのことを身をもって感じるようになりました。
 
皆さんもスマホを置いて、車を降りて、テレビを消して、外に出てみてください。
たくさんの発見がありますよ。