2018/8/10
|
|
夕暮れ時のプール通い |
|
↑夕暮れの中山寺 立秋も過ぎて、暑さは少しやわらぎました。 けれど、まだまだ夏真っ盛り。 今年は前半の暑さが半端じゃなっかった分、身体への負担が大きいです。 患者さんたちも特に普段から身体に熱を籠らせている方、胃腸が弱い方は特に辛そうです。 余分な熱をとる、陰分を補う、胃腸を立て直す とにかくこの夏を無事に乗り切るために、この治療に徹しています。 私もどちらかといえば、身体に熱を籠らせやすい方。 夏の暑さが苦手で、冬の方が好きなタイプです。 普段でもそうなのに・・・今年は(*_*; そこで、日中出歩いたり運動することは控え、出かける時は電車を利用。 ついつい満腹まで食べてしまう食事(特に夕食がその傾向にありました)を腹8分目を意識。 睡眠をしっかりとる。 これに気をつけ、なんとか体調を崩すこともなくやっていましたが・・・ 運動不足!!に気づきました。 普段から身体を動かすことが好きで 日常的に散歩や登山をしていましたが、今年は暑さのために控えていたので 身体を動かさないことでストレスが溜まってきました・・・ ということで、涼しい夕暮れ時に自転車で市民プールへ(もちろん屋内です) 水の中、気持ちいい! 特に頭のてっぺんにある百会、背中にある督脈のツボがとっても気持ちいい。 実は、百会、督脈(特に上部)は、身体の中に熱が籠っているときに熱感の反応が出やすいところ。そこが冷やして気持ちいいということは・・・身体に熱が籠っているということです。 やはり(笑) ゆっくり1キロ泳ぐと、運動不足も解消、気分もすっきりしました。 夏の暑い間、日暮れ時のプール通いが私の健康に一役買ってくれそうです。 鍼灸院に来られる方は年齢、体質、仕事や家庭環境など千差万別です。 私にとってはとってもよい夏のプールも、誰にでもよいとは限りませんし、 行きたくても通えない方だっています。 そのために、鍼灸院で養生法をお伝えする時には 実行できる方法を共に考えます。 でなければ、絵に描いた餅、何の役にもたちません。 今年の夏は長期戦です。 胃腸を大切に、体力を温存しながら、知恵を使って乗り切りましょう。
|
|