2024/1/26

北陸へのエール

↑寒い中にも春の気配。
 
 
今は、二十四節気の大寒です。
 
暦通り、今年一番の寒気が到来しました。
 
地球温暖化の影響が気になるところ、冬は冬らしく寒くあってほしいと、いつも思っているのですが、
北陸の被災地を思うと、雪も寒さも控えめであってほしいと祈るような気持ちになり、複雑な思いです。
 
今年の1月17日は阪神大震災から29年。
当時神戸市西区に住んでいた私は、突然の衝撃に驚き、マンションから飛び出しました。
一人暮らしだったため、同じマンションに住む住人の方の車で身を寄せ合って、余震におびえながら夜明けを迎えました。
マンションは無事だったのですが、ライフラインは止まり、友人宅に避難。
それから2か月ほど、須磨区の板宿小学校へボランティアに通いました。
須磨・長田は火災も酷かったところ、その惨状は今でもはっきりと目に焼き付いています。
 
能登地方の映像を見るたびに、状況を聞くたびに、あの時を思い出し、怖さと同時に、何か自分にできることはないかと居ても立ってもいられない気持ちになります。
 
保健師をしている友人が、珠洲市の避難所に派遣隊として入っていますが、雪や寒さは本当に大変なようです。
 
どうか、皆さんが早く暖かい場所で安心して眠れるように、暖かい食事がとれますようにと願う日々です。