2023/8/19

胃腸疲れにご用心

↑今年も咲いた、通勤途上の芙蓉の花。
 
 
 
8月後半、胃腸を傷めている方、多くなってきました。
便秘や下痢、嘔吐、食欲低下、顔や手などが朝から浮腫む、身体が重だるいなどの症状を呈します。
 
東洋医学では、脾の臓と胃の腑が食べ物を消化、栄養や水分を吸収し運搬するとされています。
脾の臓は高湿度を嫌います。
 
夏の間の冷飲冷食で脾の臓が弱っているところに、台風の影響で高湿度が続き、さらに弱った、というところでしょうか。。。
 
飲食物の吸収や代謝がスムーズにいくためには、ある程度の熱が必要です。
何でも冷えていると動きにくいですよね。
 
そろそろ、冷飲冷食から温かいもの、せめて常温に切り替えましょう。
素麺、冷やし中華、冷えた蕎麦、冷ややっこの繰り返しも、よくないですよ~。
夏の風物詩で、美味しいのですが。。。
時々、にしておきましょう。
 
特に症状がない方も、冷飲冷食を続けていると、秋に体調を崩しやすくなります。
 
脾の臓、胃の腑は、飲食物から必要な栄養を消化・吸収・代謝を担う、元気の要です。
いくら、身体に良いものを食べていても、ちゃんと消化・吸収されないと・・・意味がないですからね。
 
疲れた胃腸、早めに立て直しましょ。