2023/7/14

初めての歌舞伎

↑緑の中にちょっと顔を出して。。。
 
 
先日、大阪松竹座に、「7月大歌舞伎」を観に行きました。
 
初めての歌舞伎鑑賞です。
歌舞伎については何も知らない私は、あの独特の節回しに「寝てしまうのじゃないか。。。。」と思いながら(笑)幕が開くのを待っていました。
 
演目は
近松門左衛門「俊寛」、村上元三「吉原狐」
 
いい意味で裏切られました。
すぐに、舞台に引き込まれ、幕間を挟み、あっという間の3時間でした。
 
古典的な歌舞伎「俊寛」は、セリフがすべて聞き取れる訳ではありません。
ストーリーはさほど複雑ではないので、あらかじめパンフレットに目を通します。
 
セリフが分りにくいぶん、身体の動きから伝わってくる、喜び、悲しみ、悔しさ、怒り・・・などの感情表現が凄い。。。片岡仁左衛門さんの演技に、圧倒されました。
 
「吉原狐」は、昭和に作られた作品で、こちらはセリフも聞き取れます(笑)
江戸の街で繰り広げられる庶民のドタバタがコミカルに描かれており、随所に笑いが散りばめられていで、とても楽し演目でした。
 
舞台を観るのはとても好きなのですが、
歌舞伎には「歴史」を強く感じましたね。
代々受け継がれている演目、そして、代々受け継がれる歌舞伎の家元。
時代によって変わるもの、変わらないもの。。
 
また機会があれば、ぜひ観に行きたいです。