2023/6/28

身体からわかる気候変化

↑ねむの木に、ふわふわの花が咲きました。
 
 
梅雨本番、湿度の高い日が続いています。
 
鍼灸院に来られる皆さんの身体にも気候の変化が見て取れます。
 
湿度が高い時、雨が降る前や降っている時、脈は少し湿気を帯びた、やわらかいふにゃりとしたような脈になりやすくなります。
 
皆が同じ脈になるのではなく、それぞれの個々の脈の状態に、少しふにゃりとした感覚が混じります。
 
濡脈(なんみゃく)、緩脈(かんみゃく)と専門的には言われる脈です。
何となく、漢字からもイメージできますよね。。。。
 
何でも、乾燥すると、カラカラで固くなりますし
水分を含むと、やわらかく
含みすぎると、何となくしまりが悪くなります。
 
人間の身体も同じ。
それが、脈に反映されるのです。
 
最近、西洋医学でも気候による体調悪化を「気候病」といって、色々と研究がなされていますが、
東洋医学は、何千年も、常に気候・季節と一緒に歩んでいます。
 
古いようで、最先端⁉かもしれませんね。。。。