2023/6/12

予防が大事

↑紫陽花は、雨が似合います。
 
 
酷い肩の痛みが数ヶ月も続き、来院された患者さん。
50代ですが、数年前には狭心症で手術を受けています。
 
また別の患者さん。
しつこい背中のこりが何をやっても取れないと来院。
まだ40代ですが、数年前に脳梗塞になっています。
 
若くして大きな病気をされた方は、
例え薬でコントロールされていても、脈や舌、ツボの状態などに、その痕跡は残っています。
 
肩の痛みであろうと、背中のしつこいこりであろうと、
身体全体を整えていくように鍼灸をすれば、主訴が軽減するだけでなく、脈や舌、ツボの状態が良くなり、狭心症や脳梗塞の再発予防にも繋がります。
 
身体はひとつ。
関係のないような症状が実は繋がっています。
 
このような方には、たとえ主訴が治っても
月に1、2度の鍼灸を継続することをおすすめしています。
 
「未病を治す」
病を予防すること、これが東洋医学の真骨頂ですから。