2023/6/2

目は口程に物を言う

↑道端のドクダミ。
すごい、生命力!
 
 
目を診察する。
東洋医学では、「眼診」と言います。
 
これは、目の充血や眼瞼結膜の異常などを診るとともに、
目に力があるか、目の動きはどうか、などを診ます。
 
診るといっても、患者さんが来院されて、一言交わせばすぐにわかることです。
 
身体の状態が良くなれば、自ずと目に力が入ります。
輝きが出て、目の動きも素早くなります。
 
反対に、当初、目が落ち着きなく動いていた方や目に力が入り過ぎていた方は、穏やかな目元になります。
 
病が重症になればなるほど、この目の力があるかどうかは、とても重要な意味を持ちます。
「生きる力そのもの」と言っても過言ではないでしょう。
 
もちろん、他の所見も合わせて診察しますが、みなさんの目が
「あ、元気良くなってるな。。」
「何かあったかな?」
と色々なことを教えてくれます。
 
まさに目は口程に物を言う、ですね。