2023/2/1

世界のあちこちで

↑とっても丈夫な靴下。
でも、もったいなくて履けない(笑)
 
 
先日、タジキスタンのお土産に、防寒用の手編みの靴下をいただきました。
中央アジアの民族衣装を彷彿とさせる、彩りと文様。
あまりに素敵で、寒い冬に暖かいですよ~と言われたものの、もったいなくて履けません(笑)
ということで、鍼灸院に飾っています。
 
タジキスタン共和国は、中央アジアに位置し、中国やアフガニスタン、キルギスなどと国境を接する国です。
国土の多くは山岳地帯、3000mから7000m級の山々が連なっており、国民の多くを占めるタジク人は、古くから遊牧民として知られていたそうです。
 
中央アジアは、「文明の十字路」と言われるように、ヨーロッパ、中東、インド、中国などから多彩な文化が集まり、花開いた地域です。
 
遥か昔、シルクロードを経て中国にたどり着いた文化が、海を越えて日本にやってきた時代もあったのでしょう。
 
この手編みの靴下は、「世界のあちこちで、それぞれの文化を持った人々が暮らしている」という当たり前のことを気付かせてくれます。
 
髪の色も肌の色も食べるものも違う人たちが
きっと、私たちと同じように、日々、家族や仕事、明日のことの心配をしながら、そして幸せを願いながら暮らしているのだろうな。。。
 
靴下のぬくもりを手に感じながら、そんなことに思いを馳せました。