2022/7/20

間違いにクスリと笑う

↑5月に撮りました。
縁取りが綺麗です。
 
 
「100万回死んだねこ」(講談社)
という、福井県立図書館が編集した本があります。
 
これは、図書館のカウンターで、司書の方たちが実際に遭遇した「覚え違いタイトル」を集めたもの。
本好きの私は、果たしてこれは何の本のことだろう?と考えながら、間違いにクスリと笑いながら読みました。
 
例えばこんな感じです。
「とことこ公太郎、ありますか?」
「とっとこハム太郎のことでしょうか」
 
「博士の好きな等式、ありますか?」
「博士の愛した数式、ですね。」
 
「昔からあるハムスターみたいな本、探してるんだけど」
「・・・・。
もしやハムレット?」
 
「できそこないのウサギが2匹出てくる絵本ありますか?」
「・・・・。
ぐりとぐら、でしょうか?」
 
人の数だけ間違いもあり、皆さんそれぞれ真剣だからこそ面白い。
 
それにしても、私が子供の頃、大好きだった「ぐりとぐら」、できそこないのウサギって・・・苦笑。
ぐりとぐらは、野ネズミです。
 
司書さんたちの奮闘ぶりがうかがえるこの一冊。
クスリと笑いたい本好きの方には、おススメです。
 
ちなみに、タイトルにもなっている「100万回死んだねこ」
本当の本の名前は、「100万回生きたねこ」です(笑)