2022/4/13

会いたいのだけれど・・・

↑桜と新緑と青空と。
 
 
 
1月から往診で鍼灸を受けておられた80代の女性が、3月末に入院。
一旦退院されましたが、状態が思わしくなく、またすぐ入院。
 
とても気丈な方でしたが、闘病生活ですっかり心身ともに弱ってしまいました。
 
本当なら、お見舞いに行って励ましたい・・・けれど、今はそれもできません。
 
面会ができない状況で、本人もご家族もさぞやつらいだろうと・・・。
きっと私の想像をはるかに超えているのではないかと思います。
 
以前看護師として病院で働いている時、私自身は「面会の時間」をとても大切にしていました。
 
患者さんにとっては、つらい入院生活を支えるもの、
ほっとできたり、安心できたりする時間。
ご家族にとっても、実際に姿を見て話をして励まして、そんな時間がどれだけ大切か。
 
そして、今、病院で働く方々もまた、面会の大切さを痛感しているからこそ、それが許されない現状に、大変な思いをしているのだろうと思います。
 
コロナ禍の中、様々な制約を受けながらの生活に、なんとかかんとかやりすごす術も身につけた今日この頃。
 
けれど、時々、どうしようもなく、誰も悪くはないのですが、どうにもやるせない気持ちになることがありますね。
 
今は、入院されたその方が早く良くなりますようにと、祈るばかりです。