2021/4/22

理論にのっとって

↑モッコウバラがあちこちで咲き始めました♪
 
 
 
「不思議ですね~」
辛い症状が改善した患者さんからよく聞かれる言葉です。
 
腰痛なのに、腰に鍼をしない。
頭痛だから頭に鍼をすると思ったら、足に。。。
でも、良くなった。
なぜ?
 
という具合です。
 
診察の際には、脈、舌、顔色、声色、背部・腹部・手足のツボの状態、など様々な診察をしますが、
問診で聞いた内容と合わせて、総合的に現在の患者さんの状態を判断するのですが、その際には、中医学の理論をベースにしています。
 
中医学とは、中国の伝統医学のことです。
中国では、医師になろうとする者は、医学部に入る時点で、西洋医学か中医学かを選択します。
中医学にのっとって治療をする医師は「中医師」と呼ばれます。
 
西洋医学一辺倒の日本とは随分違いがありますね。
 
数値化されない、レントゲンやCTのように画像化されない。
とにかく目に見えない。
だから、何が起きているの???となるのでしょう。
 
ちゃんと理論はあるんですよ~。
 
これをいかにわかりやすく患者さんに伝えていくか・・・
これは、私の課題ですね。