2020/7/28

梅雨明け、今年の夏の養生

↑元気いっぱい♪
 
さぁ、梅雨明け間近。
天気予報、ずっと雨か曇りマーク三昧でしたが、ようやく太陽マークの登場です。
 
今年は梅雨が非常に長く、本当によく雨が降りました。
高湿度の状態が長かったせいか、東洋医学でいう脾の臓の異常を訴えられる方がとても多いです。
 
脾の臓は、消化吸収、そして食べ物から得た栄養や水分を全身に巡らせる作用があります。
そして、高湿度にとても弱い臓です。
 
ここが弱ると、主に食欲がない、食後に腹が張る、便秘もしくは下痢、身体が重だるい、頭がぼんやりするなどの症状が見られます。
 
特に症状が見られない方でも、ツボの状態をみると脾が弱っているということも。
この2ヵ月は脾のツボに鍼をすることがとても多かったです。
 
これは、梅雨だけの影響ではなさそうです。
新型コロナの影響も、大いにありそうです。
 
思い過ぎれば脾をやぶる、と言われるように、過度に思い悩むことは脾の臓を傷めるからです。
 
それに加えて、在宅時間が長いことが、運動不足を招き、そのことがさらに脾の臓の働きを悪くしてしまいます。
 
さてさて、このような状況で迎える今年の夏。
次回、養生について書きたいと思います。