2019/12/3

乾燥注意報

↑サザンカが綺麗な季節になりました。
 
 
季節が巡り、師走到来です。
今年は初秋も暑くて、秋も暖かったため紅葉も遅れているからか、あまり12月に入った感じがしませんでした。
ようやくここ数日、例年並みの寒さになり冬が到来したなと実感します。
 
そして、気温の低下と共に湿度もぐんと低下して、鍼灸院では朝一番の湿度は、40%前半です。
暖房と共に加湿が必要になってきました。
 
湿度は地域によっても、建物の構造によってもかなり異なります。
お隣の西宮市は、海からの風と六甲山から吹き降ろす北風のため、かなり乾燥します。
それに比べると奈良市など盆地ではわりと湿度は高くなります。
 
マンションなのか、一軒家なのか、周囲に緑が多いのか、池や川があるのかによっても随分違います。
 
一般的には、緑が少ない、川や池が近くにない、コンクリートの建物が多い場所は、おのずと乾燥しやすくなります。
 
いずれにせよ、乾燥していると、鼻や喉の粘膜を痛めたりすることで、外邪を受けやすくなります。
 
冬場は洗濯したバスタオルを部屋の中に干します。
ホテルは乾燥するので、バスタブに少しお湯を残しておきます。
などなど、加湿器以外にも皆さん色々工夫をされているようです。
 
白菜、大根、カブ、里芋などは粘膜を潤してくれます。
寒い時期にぐんと美味しくなる野菜をしっかりとりましょう。
 
身体を整え、環境も整える。
知恵と工夫で、何かとせわしないこの時期を乗り切りましょう。