2019/11/28

祖母が使ったカレー皿

↑東京からの帰りの新幹線。
雲の合間から雪をかぶった富士山が少しだけ姿を見せてくれました。
 
 
最近、自宅のカレー皿のふちが欠けてしまい、新しいものをと思っていたところ、
月に一度往診へ行く祖母の家から、昔使っていたカレー皿や大皿がたくさん出てきました。
 
11月で98歳になった祖母は、今も自分で料理をします。
20代から30代の頃は料理を習って、中華、和食、何でも作っていたそう。
祖父の会社の方々も家によく来ていたそうで、家族やお客さんに料理をふるまっていたのでしょう。
 
私の記憶でも、家にいる時の祖母はいつも台所に立っていました。
孫のためにといつも美味しい料理を作ってくれていました。
今は一人暮らし、たくさんのお皿も長い間お蔵入りとなっていました。
 
年季が入っているけど、まだまだ綺麗なお皿を私は少しづつ持って帰ることに。
 
当然ながら、帰りの荷物はとても重たくなりますが。。。
50年、60年前から、祖母が一生懸命作った料理を載せてきた、たくさんのお皿を毎月東京から宝塚までせっせと運んでいます。
 
世代を超えて、今度は私が作った料理を載せています。
まだまだ、祖母の腕にはかないませんが。。。。
でも、たくさんの歴史が詰まったこのお皿、料理をさらに美味しくしてくれそうな気がします。