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2026/2/25
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抗がん剤治療と鍼灸 |
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![]() ↑梅と青空と。 現在、当院には、抗がん剤治療と併用して鍼灸を受けている方がいます。 使用する薬剤の種類や内容により、副作用は様々ですが、抗がん剤治療は闘いだな、といつも感じます。 癌細胞の分裂や増殖を阻害し、死滅させることが目的ですから、当然ながら癌細胞以外の正常な細胞にもありとあらゆる影響がでます。 免疫力や抵抗力、人間に備わっている自然治癒力、これらを東洋医学では正気と呼びます。 抗がん剤治療中は、この正気が著しく弱くなります。 脈やツボの反応からも明らかです。 同時に、熱や湿邪や瘀血(血の停滞)をも引き起こす場合もあります。 抗がん剤治療に立ち向かえる正気を充実させること、そして、邪気(熱、湿、瘀血)をため込まないようにすること、これが鍼灸の役割です。 今、乳癌術後に抗がん剤治療と併用して、鍼灸を受けている患者さんは、抗がん剤投与12回のうち9回まで終了。 かなり強い倦怠感と、めまいやふらつき、動悸、皮膚のかさつきなどが次々に出現しながらも、鍼灸をすることで、倦怠感・めまい・ふらつきは軽減、食事もきちんととれています。 無事に抗がん剤治療が終えられるよう、あと少し、ともに闘いたいと思います。 |
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