2025/10/8

ミャンマーで頑張る友

↑秋の深まりを告げる萩の花。
まだまだ暑いですが、、、。
 
 
先日、ミャンマーで医療コーディネーターをしている友人の活動が、神戸新聞に掲載されました。
 
彼女は大学の同級生です。
小児科で数年間、看護師として経験を積み「医療従事者としてさらに成長したい」とミャンマーへ渡り、それから20年間、国際医療NGO「ジャパンハート」の一員として活動をしています。
 
ミャンマーでは今年3月の大地震により、3700人が犠牲になりました。
彼女は地震の被害が大きかった地域へ、すぐに足を運び、一部が崩壊した現地の病院の屋外で「青空診療」を行い、さらに地域を巡る「巡回診療」を立ち上げます。
骨折などの怪我や、持病の悪化などがあっても、病院へ行く交通手段がない人々がいるからです。
 
ただ、ミャンマーでは2021年のクーデター以降、軍事政権と民主化を求める勢力のあいだで衝突が続いており、治安が非常に悪く、病院の近くで銃撃戦が起きたりするため、思うように診療ができないことも多々あるそうです。
 
彼女は訴えます。
「ミャンマーの人々にとっては、日本はとても身近で憧れの国。
震災を経験した兵庫は、地震の大変さを良く知っている。
関心をよせてもらうだけでもミャンマーの人たちは心強く思う」と。
 
彼女と私は、大学生時代に阪神淡路大震災を経験。
一緒に神戸市須磨区の避難所となっていた小学校へ1か月ほど通い、炊き出しや救援物資の整理などのボランティア活動を行いました。
 
その友の活躍を伝える記事は、私をとても勇気づけてくれました。
そして、彼女を誇りに思います。
 
ミャンマーに、世界のあちこちで起きていることに、関心を持ち続けたいと思います。