2025/9/10

ムササビの親子

↑ツアーに参加するともらえるカード(*‘∀‘)
 
 
皆さん、ムササビのこと知っていますか?
 
木から木へ、ヒューンと滑空するリスの仲間です。
尻尾を含めると全長約80㎝ほど。
日本全国の森林に生息しているそうですが、環境破壊により激減、夜行性であることも相まって、なかなか目にすることができません。
 
今回の旅行では、浅間山の麓、軽井沢周辺の野生動物や植物の観察、紹介を行う団体『ピッキオ』が開催するムササビウォッチングツアーに参加、初めてムササビを見ました。
 
木の洞に巣を作るムササビですが、木が減ると巣を作る場所も減ります。
そこで、ピッキオは木の巣箱を森のあちらこちらに設置、中に小型カメラをつけて、ムササビの様子を見られるように。
ムササビの個体数や行動を観察しています。
 
ツアー当日、参加者はムササビについて簡単な講義を受けた後、日没を待ち、森の中へ。
息を潜めてムササビが巣から出てくるのを待ちます。
その間、巣に設置した小型カメラの映像で中の様子を知ることができます。
 
日が暮れて、目を覚ましたムササビ、8月に生まれた赤ちゃんにお乳をやって身繕いをすると、巣穴からひょいと顔をのぞかせ周囲をキョロキョロ。
赤ちゃんは巣の中で留守番です。
 
お母さんムササビ、木のてっぺんまでスルスルと登っていくと、数メートル離れた木へとヒューンと滑空。
そして、その木のてっぺんまで登ると、再びヒューンと滑空。
それを繰り返し、森の奥へと消えていきました。
 
あっという間の出来事でしたが、見事な滑空でした。
 
自然の中で生きていくのはとても大変なこと。
天敵に襲われたり、ケガをしたり病気になったり。
 
赤ちゃんムササビよ、どうか元気に成長して、お母さんと一緒に夜の森をヒューン!と滑空しておくれ。
 
 
ピッキオのHPは→こちら