2026/11/6

最後の奈良研修

↑元気いっぱい、ツワブキの花。
 
 
先日、奈良の藤本蓮風先生の鍼灸院「漢祥院」へ、最後の研修と治療に行ってきました。
 
蓮風先生は、私が所属する鍼灸学術団体「北辰会」創設者です。
 
蓮風先生の診療は、朝8時から。
それに合わせて、6時の電車に乗ります。
晩秋から冬の朝6時は、まだ暗闇。
 
初めて漢祥院へ行ったのは、鍼灸専門学校の1年の時でした。
東洋医学のイロハもわからず、先生の鍼が、なぜ、何に効果があるのか、まだわからなかった頃。
 
けれど、蓮風先生の「治すぞ」という気迫と、内弟子たちの緊張感、鍼を受けたあとの患者さんの穏やかな表情、そして、鍼灸院にこんな重症な方が来られるのかというくらい、癌や難病の方が多いことへの驚きは、今でも鮮明に覚えています。
 
あれから約15年。
師の臨床を見て、鍼を受けてきたことは私のかけがえのない宝です。
 
本を読んで学ぶことはもちろん大事。
そして、実際に自分の目で見て、肌で感じることも同じように大事。
数年では分からなかったことも、後でわかることもある。
10年かけてわかることもあれば、20年かけてわかることもある。
 
これからもコツコツと学び続けていきたいと思います。
 
蓮風先生、ありがとうございました。