2026/10/31

薬の副作用と鍼

↑ダリアの季節。この精巧さにいつも感心。
 
 
 
薬剤の中には、非常に効果が期待される反面、副作用が強く出るものがあります。
 
例えば、抗がん剤、免疫抑制剤、ホルモン剤など。
 
このような薬剤が必要になる方は、たいてい、癌や膠原病などの病を抱えているので、薬剤の内服(点滴)を簡単に止めるわけにはいきません。
 
現在、リウマチを中心とする膠原病や、癌(子宮、乳など)で通院されている方が、少なからずおられます。
 
このような方に対して鍼灸を行うことが、副作用を軽くするという手ごたえを感じています。
 
もちろん、一度二度だけではなく、継続的に通院することが必要になります。
 
薬の効能と、提示されている副作用を踏まえたうえで、実際の症状と、体表所見(舌、脈、ツボの状態)を徹底的に観察します。
患者さんは生身の人間ですから、薬による傾向性はあっても、ひとりひとり症状の出方は異なります。
 
副作用を軽減することは、日常生活の質の改善に繋がります。
また、それだけでなく、リウマチの血液検査の値が改善した、薬を減量できたなど、病そのものがよい方向へ向かうことも多いです。
 
決して簡単なことではありませんが、これからもこのような重症な病を持っている方と、真摯に向き合っていきたいと思います。