2021/7/16

冷たいものとりすぎ注意

↑サルスベリが咲きだすと、梅雨明け間近です。
 
 
梅雨明け間近、暑い日が増えてきました。
冷たいものを飲んだり食べたりする機会がグンと増えます。
 
それに伴って・・・
冷たいもの取りすぎによる不調を訴えられる方が増えています。
 
冷たいもの食べ過ぎて→お腹こわす。
これは、皆さんも「あ!やっちゃった。」とわかりやすいのですが(笑)
頭痛、腰痛、倦怠感、腹部の異常な膨満感・・・などなど。
一見、関係ないような症状だと、冷飲食が原因とわかりにくいですね。
 
食べ物は脾胃(消化器系)で、消化吸収され、全身に栄養や必要な水分が送られますが、
これには「陽気」が必要です。
冷やされた状態では、スムーズに動きません。
脾胃の働きが鈍って、異様にお腹が張ったり、倦怠感が出ることがあります。
また、脾胃の経絡は全身を巡っているので、身体のあちこちに症状が出るのです。
 
ただ、こうも暑いと、身体の熱を冷ますことも必要となってきます。
夏野菜やスイカは、とてもいい食材です。
かき氷やそうめん、冷たい飲み物も欲しくなります。
 
要は、バランス、ですね。
クーラーのきいた部屋では飲み物は温かいものにする、
そうめんを食べる時にはショウガをセットにする、
かき氷を食べた後は、温かい飲み物を飲む、
などなど、冷たいもの「ばっかり」にならないようにしましょう。
 
決して、食べてはいけないものがあるのではなく、
一番大切なのは「バランス」ですね。
そして、せっかくですから、食べる時には楽しんで食べましょう。